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EBウイルス(IgG抗体)検出キット

​アイピーEBウイルス(IgG)

エプスタイン・バール ウイルス(EBV)は、ヘルペスウイルス科に属するウイルスの一種です。

主な感染経路はEBVを含む唾液であり、乳幼児期に初感染し、成人の約90%以上が抗体を保有しています。

思春期以降に感染した場合、伝染性単核症や急性肝炎として発症します。

体の抵抗力が下がると再活性化し、発熱、リンパ節の腫れなどを起こします。

​グロブリンクラス別ウイルス抗体価を検査することで、初期感染か再活性化かを区別できます。

VCA(ウイルス外殻アンチゲン、カプシドアンチゲン)は溶解感染を起こした時に発現し、抗VCA抗体(IgG)の上昇はウイルス溶解感染を起こした事を示します。

EBNA(ウイルス核内抗原タンパク質)は潜伏感染した時に発現し、抗EBNA抗体(IgG)も上昇します。

【特徴・用途】
・イムノクロマト法に基づくEBV IgG抗体の検出キット。
・血清中のVCAp18抗体(IgG)、EBNA-1抗体(IgG)を検出します。
・簡易な操作で迅速に測定できます。
・カセットタイプです。
・数分で結果が得られます(20分以上経過した場合は不可)。
・特別な機器を必要としません。
・研究用試薬です。

​操作方法

​判定

​参考データ

​判定と病態の関連

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