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IPライン® デゥオ「ノロ・ロタ」Q&A 

キット
​キット

Q01.キットの貯蔵方法は?

A01.直射日光を避けて1~30℃で保存してください。

Q02.キットの有効期限は?

A02.製造後2年間です。

検体
​検体

Q01.糞便採取後の保存安定性は?

A01.検体採取後、すぐに測定できない場合は密閉した採取容器内に保存します。

    3日以内であれば冷蔵(2~8℃)で保存し、3日以上の保存が必要な場合は-20℃冷凍保存し、

​    10日以内に測定を行うこと。

    添付文書の【操作上の注意】をご参照ください。

 

Q02.糞便を抽出液に溶かした後の保存安定性は?

A02.検体を調整したら、原則すぐに検査してください。

 

Q03.直腸便の検体は使用可能ですか?

A03.使用できます。

​    尚、検体は推奨綿棒で採取して下さい。

 

Q04.糞便以外の検体は使用可能ですか?

A04.本キットは糞便を対象に開発したものです。

    糞便以外の検体(嘔吐物、食品等)は使用できません。

検体抽出液
​検体抽出液

Q01.キット付属の検体抽出液以外の抽出液を使用することはできますか。

A01.キット付属以外の検体抽出液を使用しないでください。

    他の抽出液を使用しますと、測定結果が正しく出ない可能性があります。

綿棒
綿棒

Q01.糞便採取に付属品以外の綿棒は使用可能ですか?
A01.付属品以外の綿棒は使用しないでください。

    別売の綿棒(直腸便用)もありますので、必要な場合はお問い合わせください。

Q02.直腸便用の綿棒は異なりますか?
A02.固形便用の綿棒とは異なります。

    綿球と材質の違うフロックドスワブを推奨していますので、お問い合わせください。
 

判定

Q01.ノロウイルステストラインとロタウイルステストラインが出現した場合、

    どちらかが偽陽性の可能性はありますか。

A01.添付文書に従って検査を行った場合、まれに重複感染ということもあります。

    しかし、糞便検体量、滴下量、検体抽出液、判定時間などを所定外で検査を行った場合はその限りではありません。

 

Q02.コントロールラインが非常に薄い場合はどのように判定すればいいですか?

A02.コントロールラインが15分判定結果でラインが薄くても目視確認できれば陽性です。

    添付文書に従って判定を行ってください。

 

 

Q03.判定時間15分以降にラインが出現した場合、どのように判断したらよいですか?

A03.原則、15分以降は判定しないでください。ラインが出現したとしても、判定には使用しないでください。

 

Q04.判定時間15分後にラインが消失した場合、どのように判断したらよいですか?

A04.原則、15分以降 は判定しないでください。

    ラインが消失したとしても、判定には使用しないでください。

​判定
保険点数・その他
​保険点数・その他

Q01.IPライン デゥオ「ノロ・ロタ」を使用した場合の保険点数は何点ですか?

A01. 感染症免疫学的検査

     ・ノロウイルス抗原定性 150 点 [区分番号 D012-26]

      ※<留意事項>
       以下のいずれかに該当する患者について、当該ウイルス感染症が疑われる場合に算定する。
        ア 3 歳未満の患者
        イ 65 歳以上の患者
        ウ 悪性腫瘍の診断が確定している患者
        エ 臓器移植後の患者
        オ 抗悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、又は免疫抑制効果のある薬剤を投与中の患者

     ・ロタウイルス抗原定性(糞便) 65 点 [区分番号 D012-8]

     免疫学的検査判断料

     ・144 点 [区分番号 D026-5]

Q02.イムノクロマト検査で残った試料を用いてPCR検査ができますか。

A01.糞便を検体抽出液に溶かした陽性試料をPCRで測定した場合、陰性に出ることがありますので、推奨しません。

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